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発達がわかれば?子どもが見える?本当?⑦

(3歳10か月~4歳6か月)の発達

あくまでも個人差や個性がありますので 一般論としてお読みください。(園長)

 (発達がわかれば子どもが見える 2009年乳幼児保育研究会 ぎょうせい)より抜粋                                                                         

1 全身発達 

 <運 動> 

 ・1本の線の上を歩く、直線上の歩行もできるようになってきます。

 ・階段を片足ずつ交互に降りたり、足を踏ん張って上手投げ(ボール等を)したりできる

  ようになってきます。

 ・ブランコやシーソーなど不安定な動体に乗っても、バランスを取り始めます。

 ・音が出たらスイッチを押す、光がついたらスイッチを押すなど、音や光への同調が

  できはじめます。

 ・左右の手を内側から回したり、外側から回したりすることが自由にできるようになり

  ます。

 <認 識>

 ・手指の操作、例えば、左右の交互開閉や、片手に紙を持ってはさみで形を切り取ること

  などができ始めます。

 ・「~しながら~する」という活動のスタイルが増えてきます。また、「~ケレドモ

  ~ケレドモ」と粘り強く挑戦するようになってきます。

 ・3歳後半には、四角構成で2個の直角三角形を外転、内転させて、四角形のモデル通り

  の形を合成することができ始めます。

 <言 語>

 ・語彙数が急増します。

 ・相手のことをしきりに「アンタ」「オマエ」あるいは「~さん」と言うようになり

  年長児のしていることを見て、真似しようとします。

 ・「イッシュウカン」などの時間感覚の表現ができ、さらに、過去や未来を表現する

  言葉を使い始めます。

<自我と社会性>

・自分より年少の子どもたちのできることを次々と一緒にやり導いていきます。

 また、自励心、自制心が発揮され、同年齢同士のケンカでは我慢できませんが、

 自分より小さい子に顔などを触れられても我慢するようになります。

・言われてできる手伝いが増えて、バケツの水を運んで机を拭くなどの仕事がで

 きるようになります。4~5人で力を合わせて、机などを運んで対称的に大きな

 構成をすることもできはじめます。

・同性で遊ぶことが増えてきます。  

  発達の仕方は様々です。個によっても大きく違うことをお伝えしておきます。

                          (園長)  多良幸男                                                          

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