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発達がわかれば?子どもが見える?本当?⑤

(3歳から3歳10か月 ダッテ・ダッテ・・の時期)

どの子も個性があり、個によって発達段階の違いがあります。

以下はあくまでも一般論としてお読みください。(園長)                                                                             

 (発達がわかれば子どもが見える 2009年乳幼児保育研究会 ぎょうせい)より抜粋 

 1 全身発達

  <運 動>

 ・目を閉じたまま前、後歩きに挑戦しはじめます。

 ・つま先歩き、かかと歩きが少しずつできはじめます。

 ・ケンケンやうさぎ跳びに挑戦し始めますが前進はまだ難しいようです。

 ・3歳の半ばころにどちらかの得意な方の足でケンケンができはじめます。

 ・左右の手の交互開閉においては、同時開閉が基本となります。

 ・鉄棒にぶら下がったり、ジャングルジムを1段登ることができはじめます。

 ・階段の昇降では手すりを持って1段ずつ登ります。昇降は自分でしたがります。

  <認 識>

 ・事象を各種の2つの対比的な関係の概念で認識することができ始めます。

  (例えば、性ー名、男ー女、2歳ー3歳など)。これらの対の概念をまず、自分

  について認識するとともに、さらに家族や友だち、先生についても当てはめて考

  えることができ始めます。

 ・3個までの呼称、選択ができます。3つの単位からなる短文の復唱もできるように

  なりはじめます。(例 「夏に・なると・暑い」)

  <言 語>

  ・自分の性ー名、性別、年齢がわかり、身近な人の姓ー名、性別もわかります。自分

   のことを、自分ですることを「ボク」「ワタシ」「ジブンデ」「ヒトリデ」と言っ

   たりします。

  ・「アトデ(○○をカシテネ)」の意味がわかり、使えるようになってきます。

 <自我と社会性>

  ・場面の切り換えが苦手な時期なので出会いの際に顔を隠したり、そっぽを向いたり

   などの仕草が見られたりします。

  ・男の子と女の子で玩具の好みが異なってきます。

  ・新しくできるようになったことはどこまでも自分でしようとし、大人や友だちの

   手伝いを拒むことも多いでしょう。

  ・受け渡したり、運んだり、構成したりする手伝いを一緒にしたがります。

  ・人の求めていること、好きなことがわかって一緒にしようとします。

   発達の違い子どもの個性、個のニーズもありますのでそれによって

   大きく変わります。念のため申し添えます。  

                         (園長)  多良幸男

   

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