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発達がわかれば?子どもが見える?本当?③(2歳6か月~3歳)

自我の充実へ(2歳6か月~3歳)

以下の文章はあくまでも個によって発達段階の違いがあり、一般論であることを

知ってお読みいただきたいと思います。 (園長)                      

(発達がわかれば子どもが見える 2009年乳幼児保育研究会 ぎょうせい)より

抜粋 

 1 全身発達(2歳6か月~3歳)

<運動>・両足でジャンプして線を飛び越えたり、フープの中に入ったり、出たり

     できます。

    ・片足立ちで両手を上げる、横歩き、後歩きをするなど挑戦します。

    ・みんなと一緒に走ります。

    ・床に描いた線や曲線づたいに歩いたりします。

    ・両手でグーパーを繰り返すことができ始めます。

    ・人差し指と中指でVサインをしたり、これに薬指を加えて「3つ」が

     できはじめます。

    ・「たくさん」と反対概念の「少し」、「大きい」と「小さい」、

     「長い」と「短い」などの区別ができ、目で見ただけで直観的に違いが

      わかります。

  <言語>

     ・「イヤ」「モット」「ドウシテ」「ナンデ」などや「~ナノ」を組み合

      わせて発語することによって自分の気持ちを生き生きと表現することが

      さらに増えてきます。

     ・「良いー悪い」などの反対概念を入れた対比の会話ができ、相手に第三者へ

      の依頼ができ、兄弟や友だちの名前を入れ替えて面白がったりします。

    ◎自我の充実と社会性

     ・自分と相手との関係の強弱がわかり、それに応じて自我の関与のさせ方を

      制御しはじめます.

     ・男の子と女の子の違いに興味を示し、相手の性別もわかります。

     ・道具を媒介に、2人で組んだごっこ活動ができます。

     ・大人に聞いてから食べたり、捨てたり、渡したりし始めます。また、

      自分が言ったことをやり遂げようします。

      このように少しずつ自我が充実していきますね。

      自我の発達も、運動の発達も、言葉の発達も、それぞれの子どもの

      もつ個性があり、一人一人様々であることを付け加えさせていただきます。               

                            (園長) 多良幸男

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