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発達がわかれば?子どもが見える?本当?②(2歳~2歳6か月)
どの子も個性があり、個によって発達段階の違いがありますので、
子どものニーズに応じた支援や個に応じた支援が必要ですね。(園長)
(発達がわかれば子どもが見える 2009年乳幼児保育研究会 ぎょうせい)より抜粋
1 身辺自立(2歳半頃)の支援は?
・2歳半ばの頃には「自我の拡大」を尊重し援助することを通して、
「身辺の自立」を促していくとよいでしょう。
・子どもが自分で衣服を脱ぐだけでなく、大人が手伝うと、子どもはそれに応じた
手足の動作をします。
・子どもの目の高さに留意し、まずは子どもがやろうとする姿を見守り、次に一緒に
やりながら衣服の着脱の方法などを知らせることがまずは大切です。
2 夜泣き
1歳半から2歳を過ぎる頃にかけて、「イヤダイヤダ」「ソッチイカナイ」など寝言
を言ったり夜泣きをすることがあります。昼間の経験が夢に出てきたり、自分の要求
が通らなかったこと、
例えば、「公園でもっと遊びたいのに帰らなくてはいけなかった」や「おもちゃを独占
したいのにそれができなかった。」など、自分の中で納得しきれていないことが
寝言や夜泣きとして表れることがあります。子どもが成長して記憶力が増したことに
よる、精神面の発達の表れでもあります。
3 遊びの支援?
・子どもは周りの大人がやっていることに興味を示し、真似をしたりするようになります。
身近な大人がモデルとなり、再現遊びや世話遊びへと展開していきます。再現遊びや
世話遊びができるような玩具を揃え十分に遊べるようにしましょう。
・子どもは遊びやいたずらから活動を展開して、手伝いもできはじめますが、大人が
一緒にしようという働きかけをすることが必要です。
結果よりも「よくがんばったね。」など過程での努力を認めてあげることが大切です。
・玩具、生活用品の置き場所を子どもに分かりやすように一定に。
・ままごと用具、玩具など、子どもが使ったり、片付けたりできる数を常に把握して。
・目と手足の協応反応を引き出せるような体育遊具を準備して、体全体を使って思う存分
に遊べる機会を豊富に提供しましょう。
西徳寺幼稚園では、「遊べで遊べ、お外で遊べる時には思いっきり遊べ」を合言葉に遊びの
支援を心がけています。勿論、熱中症対策をして。
年長:雪組さんは下の子どもたちの遊びのお世話をしてくれたりしますよ。
(園長) 多良幸男
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