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幼稚園教育の目指す姿15(社会力の日常化・習慣化へ)

訓練の場面で学んだ社会力(ソーシャルスキル)は、日常の場で使えなければ意味がありません。

訓練以外の場面でもスキルがうまく使えるように、また、いろいろな場面で応用できるようにするこ

とを「般化(日常化・習慣化)」といいます。

子どもたちが学んだ社会力を「般化(日常化・習慣化)」させるために、大切なポイントがあります。

①幼稚園や家庭で、子どもが何を学んでいるのか、何に取り組んでいるのかを共有する

 こと。

②生活の場でどのようなときに、学んだ社会的スキルを使うのかイメージさせること。

③多様なシチュエーション(場面や状況)で社会的スキルを練習すること。

④実際の場面でリハーサルをすること。(ソーシャルスキルトレーニングSST実例集2012より)

(例えば、返事を元気よくできます。挨拶をよくします。おはようございます。頂きます。

 ありがとうございます。おしゃべりが好きです。話をよくします。話をよく聞いています。等)

(お家ではお手伝いをよくします。折り紙が得意です。お片付けやお掃除や植木の水やりなどを

しています。等)

園児のことを中心に、ご家庭と幼稚園でいっぱい話をして、沢山の情報を共有し、幼稚園とご家庭

のつながりをたくさん持ちたいですね。

小集団で社会力(ソーシャルスキル)を指導することのメリットは、子どもどうしの影響

(子どもどうしの人間関係)をいかせることにあります。

子どもにとって「仲間からの評価」は、大人からの評価以上に、

強い影響力を及ぼします。(ソーシャルスキルトレーニングSST実例集2012より)

西徳寺幼稚園でも、子どもどうしの人間関係をいかしながら、社会力(ソーシャルスキル)

を培っているところです。  

                            (園長) 多良幸男

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