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幼稚園教育の目指す姿9

(国際臨床保育研究所主催の講演会から引用:2022年12月)

幼児期は運動機能や言語など最も成長が著しい時期の一つです。子どもの育ちには

五感を伴う実体験が大切です。

デジタル世界と共存することを意識して保育・教育が進められているとしながら、

実世界が基本であり、子どもにとっても大人にとっても実体験がすべてのベース

であることを忘れてはなりませんね。

幼児にとっては五感、つまり触れたり、見たり、聞いたり、嗅いだいり、味わっ

たりする身体的知能がすべての発達を支えています。

教育は身体で感じることが最優先であるし、脳はこの五感から感じることで刺激を

受け、そして、楽しさを覚えます。デジタル世界の良さもありますが、人と人との

コミュニケーションが基盤になることを忘れてはなりませんね。

幼児期には、五感を使って実物に触れ、実際に体験することで脳が刺激を受け、

まわりの人とのかかわりやふれあいによってその楽しさを覚え、発達が促されて

いきます。・・

幼稚園教育では、準備や手間がかかることがあり、すべてを実体験することは

難しい場面もありますが、デジタル機器等をうまく活用しながら、豊かなつながり

の中で、子どもたちが五感を使って遊んだり感じたりすることができるように工夫し

ていく必要がありますね。

12月9日(土)の共同制作発表会は、「デパート」をテーマにして、保護者の

皆様の前で、手作りのぬくもりが感じられる品物を売ったり、買ったり、遊んだり

するなど、双方向のやりとりが展開されると思います。まさに、子どもたちの五感を

使った共同制作発表会になりますね。楽しみです。

                         (園長) 多良幸男




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