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発達がわかれば?子どもが見える?本当?⑧
(3歳10か月~4歳6か月)の支援・援助
子どもの個性とニーズによって支援の仕方も変化していきますね。 (園長)
(発達がわかれば子どもが見える 2009年乳幼児保育研究会 ぎょうせい)より抜粋
○ 育児におけるかかわり方:支援・援助
・箸を持つ子が増えてきますが、家庭とも連携を取り、
遊びの中でも箸の扱いを経験できるようにしていきましょう。
<箸をもたせるポイント>
箸を持たせる目安は、スプーンやフォークを下手で持ち、使いこなしてしっかり食べられて
いることです。
箸を上手くもてない時には、一度スプーンに戻してみることも必要です。箸を持つことを急
がせず、箸を使って食べたいという気持ちを育てましょう。
・発達の節目を乗り越えて、「~ダケレデモ・・シヨウ」、「~ダケレデモ・・スルノダ」など
の特徴をもっ活動を獲得していくときには拡大、充実した自我が気持ちを織り込み自制しよ
うと努力して、いろいろな癖や「心の杖」となるもの(タオル、人形、指しゃぶりなど)を持つ
ようになります。そのような姿を、新しい発達段階へ飛躍していこうとするときの支えを求めて
いる姿と捉えて援助していくことが大切です。
・こうしなければならないことがよくわかっていても、そうならない自分を知って身動きがとれず
、ワーワー泣いたり、きたない言葉を投げつけたり、乱暴なことをしてしまったりします。
こうありたいという気持ちと、その気持ちの逆の行動との間にゆれ動きながらも、少しの時間と
配慮があれば、それをくぐりぬけ乗り越えていくことができます。
自ら立ち直るのを待つことがとても大切です。
子どもに寄り添い、子どもの思いを汲み取っていくことは難しいことですね。
(園長) 多良幸男
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